海の嘆きと永遠の季節

序章

【第1章 丘陵】
 家の近所の海の見える丘陵、そこに都会から帰郷した大河貫一は立っていた。
東日本大震災で祖父を亡くし、その面影を追って幼き頃の秘密の場所へと向かう。
最近見た不可思議な夢、奇妙な貝殻、そして訪れる日によって行けたり行けなかったりする秘密の場所。貫一の運命が動きだし、加速する。小中学校の同級生、姫路望天(ひめじのあ)との再会を果たすが、貫一は望天のバイト先で体の血潮が沸騰し、闘気が漲るという不思議な体験をする。

【第2章 時空】
 そんな時、過去の世界から切迫した助けを求める声が届き、時空を超えて戦国後期と思われる時代にタイムスリップしてしまう貫一。 そこで出会った謎の少女、「凜」。凜は貫一を自分の村へと案内し、剣術大会に参加しないかと誘う。祭りにうかれながらも百鬼夜行の襲来を恐れ不安な日々を送っている村人達。  そこで、凜に恋心を寄せる剣豪、巻新之丞に挑発される貫一。剣術大会は盛り上がりを見せる中、貫一も少しずつ凜に思いを寄せていく。

【第3章 襲来】
 「海が嘆くと百鬼夜行が襲って来て、一人残らず殺される。」というおぞましい噂が流れる中、それは現実のものとなる。貫一は必死に凜を守るが、なすすべ無く村から二人で逃げ出してしまう。凜は貫一を元の時代に戻ることを勧める。何か使命を感じ始める貫一。とにかく唯一の手がかりは「桃源桜」という場所であり、二人はそこを目指して旅立つ。

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概念

数ある作品の中から私の作品に興味を持っていただき有り難うございます。

この作品のコンセプトは届けることです。
ただの音の集合ではなく、聴く人に想いを届けたい。
私の作品を通じて五つの贈り物をお届けします。

「【臨場感】を届けたい。」「【ノスタルジー】を届けたい。」「【オンリーワンの情景】を届けたい。」「【癒し】を届けたい。」「【一体感】を届けたい。」

そして・・・・・・なにより、被災地から『命の尊さ』『再生』『絆』を日本の文化を通して届けていきたい。
それが私の作品のコンセプトです。

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感想

NEA

個人的なお気に入りポイントは初期の主人公タイガと第一巻終了までのタイガの心情の変化です。タイガが村娘のりんと出会い旅することで心情が変化していく様が、読んでいて深く印象に残りました。
剣術大会の場面は上手く心理描写とタイガが理解出来ず困惑している様が読み手にも伝わり、引き込まれてしまった。 少し、変な感想かもしれないけど、そこから鬼(災い)が村を襲うところでは目の前の光景を現実ではなく幻と思い込みたいタイガの心情と心の内が凄く細かく描かれているのが気に入ってしまった。
りんの家が潰された描写は私も思わずうるっと涙腺に来てしまいました。この後のりんのセリフの私も共に逝きます。このセリフでりんの想いや愛情みたいなものを感じました。後は最後のりんとタイガとの別れのシーンでは思わず読みながら、本当に泣いてしまいました。

五つ目との死闘を繰り広げ、タイガとの激闘で息が詰まるような戦闘をし、苦戦の末五つ目の討伐に成功して、心の中でやった!と喜んだのは束の間で…最後の最後でタイガが目を覚ました後、口づけを交わし別れを告げた場面はもう私も涙を流していました…。

その後エピローグがあるのですがそこを読んでもタイガのりんへの想い。りんのタイガへの想いを強く感じることが出来ました。
全体を通して旅を通じてのタイガとりんの心情が良く描かれていて、とても素敵な作品でした♪

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制作

岩手県陸前高田市 鈴木ひぐらし
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